圧巻かき比べに3万5千人興奮 新居浜太鼓祭り
新居浜太鼓祭りの見どころの一つ、上部地区の統一寄せが17日、愛媛県新居浜市角野新田町3丁目の山根グラウンドであった。秋晴れの空の下、全20台が勢ぞろいして圧巻のかき比べを繰り広げ、会場を埋め尽くした約3万5千人(主催者発表)の見物客を沸かせた。
子ども太鼓台10台の元気いっぱいの演技に続き、大人太鼓台が1台ずつ堂々の入場。各台約200人のかき手が「そーりゃっ、そーりゃっ」の掛け声に合わせ、3トン近くある太鼓台を房を揺らしながら高く差し上げたり、回転させたりと豪快な力技を繰り出した。
地区別演技では中萩の7台がかき棒を合わせて一斉に差し上げる、難度の高い「寄せ太鼓」を披露した。
最終日の18日は一宮神社のかき比べなどがある。
◇
新居浜太鼓祭りの模様は愛媛新聞で詳報。23日付紙面に写真特集も掲載します。